素晴らしい青汁

青汁というのは、自然にある天然の野菜の持つエネルギーをこれでもかというほど取りいれて、健康的な生活を私たちの暮らしの中へと届けてくれる素晴らしい飲み物です。

その中で代表的なものとなると、やはりケール青汁や大麦青汁などがとても有名ですし、他にも青じそ青汁や明日葉青汁なども有名どころとしてはありますが、これら以外にも実に色んな種類の青汁が様々なメーカーが切磋琢磨して、私たちの手元へと届けてくれることをご存知でしょうか。

明日葉や大麦若葉をカテキンたっぷりの緑茶と合わせた飲みやすさにも考慮された青汁や、生薬として有名な桑の葉を原材料に使った青汁、よもぎを使った青汁なども売られています。桑の葉は、鉄やカルシウムなどのミネラルがとても豊富に含まれていて、ビタミンB1にカロチン、亜鉛にポリフェノール、フラボノイドなどといった各栄養素も非常に多く含まれています。

古来より生薬として使われていた植物のために、その桑の葉を使った青汁の栄養価は、青汁の中で最も一般的と言われるケール青汁を上回ってしまうほどの豊富さで、ビタミンAは６倍、B1は２．９倍、B2は４．４倍、Eにいたっては何と１０．６倍も多く含んでいるのです。そんな桑の葉青汁の成分の中で、最も特筆すべき栄養は「デオキシノジリマイシン」です。デオキシノジリマイシンは、ブドウ糖の類似化合物で、主な働きとしては食後の血糖値の上昇抑止の効果があります。余分に摂り入れてしまった糖分も体外へと排出してくれるので、糖尿病や高血圧などに有効な成分として注目を浴びています。

当然、余分な糖分を外に出してくれるということは、ダイエットにも良いということは言うまでもなくわかるかと思います。よもぎ青汁は文字通り、ハーブの王様とも呼ばれるよもぎを原材料に使った青汁です。元々がハーブから作る青汁ですので、青汁独特の苦味や匂いといったものがあまりなく、日本の女性の体質に最も合う青汁とも言われています。よもぎの特徴として、身体を温める温熱効果があることがあげられるので、冷え性や冷えから来る各種症状、とりわけ女性特有の生理痛や生理不順、不妊症などの改善に大いに役立ちます。

同時に血行まで良くなるので、もちろん新陳代謝が活発になり、ダイエットにも非常に効果的です。それだけでなく、もちろん他の青汁と同様に豊富な食物繊維やミネラルも含んでいますし、特にベータカロチンの量は１００ｇあたり５３００μgもあり、その量何とほうれん草の約１．３倍にも相当します。ベータカロチンは抗酸化物質なので、細胞の老化を予防してくれます。つまり生活習慣病の予防やアンチエイジングにもとても効果的なのです。

よもぎ青汁は飲みやすく、女性に役だつ青汁として世間には知られています。女性の方でこれから青汁を飲もうと考えているという方は１つの選択肢として入れてみてはいかがでしょうか。その他にも色々な材料で青汁は作られています。試すときは自分にあった青汁を見つけ出すのもまた楽しいのではないでしょうか。