素晴らしい青汁

そもそも日本人の食生活というのは元々、とても身体に優しく日本独自の料理や食べ物などが沢山ある、いうなれば正に「和」の食文化というものがあります。その日本食も、もはや日本だけにとどまることをせず、海外へと発信されて世界中、いたるところで日本食を食べることができるようになりました。日本食を食すということがイコールして健康食を食べるという方程式で結びつき、特に肥満率が３５．７％と世界でも群を抜いて高いアメリカでは人気があり、日本で産まれた日本食の専門店も海をわたって欧米に出店、大人気になっています。

それだけ世界に認知されてきている日本食ですが、肝心の日本ではどうなのかというと、日本では昭和３０年ごろに入ってきたファーストフードや高カロリーな西洋食が入ってきてそれが日常化してしまい、それに伴うように成人病が深刻になってしまうという状況になりました。西洋食が全ていけないと言うわけではもちろんありませんが、日本人の体質などから考えると西洋食だけを食べ続けてしまうという行為には少し、無理があったのではないでしょうか。実際に西洋食が普及し、食生活の変化に身体が上手くついていけずに、アトピーやアレルギー、生活習慣病にかかってしまうというのは良く聞く話です。

特に卵、乳製品などは日本人の胃腸に対して刺激が強すぎるため、うまく消化できずにアトピーやアレルギーの原因となってしまうと言われています。それらの食生活の習慣に関しては、すでに赤ん坊のころから始まっていることと言っても間違いありません。

妊娠をすると、安全に出産をするために特に、青野菜に多く含まれている葉酸をいっぱい摂るようにと医者から推奨されます。葉酸は、ほうれん草やキャベツなど、葉物の野菜に多く含まれている栄養素で、ビタミンCなどと同じくビタミンの一種で、ビタミンB群の仲間です。赤ちゃんの中枢神経の元となる神経管に関する疾患、神経管閉鎖障害を予防したり（葉酸を積極的に摂取するだけで実に７０％近く発症を低減出来ると言われています）、貧血の予防、動脈硬化の予防や、DNAの生成を助けたりといったことに特に効果を発揮します。

特に妊娠中の人に対しては神経管閉鎖障害を引き起こしてしまうのがとても恐ろしいので、積極的に葉酸を摂り入れて、元気な赤ちゃんを産んでもらいたいものです。そこで登場するのが青汁、ということになります。葉酸は熱に弱いという弱点があるために普通に野菜を料理して摂取しようとすると、中々目標の葉酸を上手く摂ることができません。しかし青汁は生の野菜をぎゅっと一点に濃縮した健康飲料なので、一度にたくさんの量の葉酸を手軽に１杯飲むだけで効率良く摂取することが可能です。

もちろん葉酸以外にもビタミン、ミネラルといった栄養素が豊富に含まれているので日常的に野菜を摂りたい人にもおすすめできます。妊娠したら青汁を飲んで、元気な赤ちゃんを出産する準備をしたいですね。

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